私が今まで聴いてきた曲をただ紹介したいというだけの自己満足的なブログサイトを今年からまた始めることにした。
またとは7年ほど遡る2012年にGoogleの提供しているBloggerというレンタルブログサービスで同じようなことをやっていたが、1年程過ぎた時に全削除という今思えば愚かしいことをしてしまった。
今回は視点を変えて、過去に遡り自分の原点からつづりたい。
自分の中に蓄積されてきた数多くの名曲や良曲はあれど、何せ過去から時系列に並べていきたいという欲求から最も古い所を基点として書いていきたい。これが25年以上前のこととなる。
つまり朧げな記憶から強く印象に残っているものを何とか引き出してくるという作業なのだが、薄っすらぼんやりとしている部分もあるので誤りがあれば是非コメントでご指摘頂けるとありがたい。
それではいってみよう!
Young Lust
中学2年生の頃だと記憶している。当時友人からAerosmith、Led Zeppelin、Jimi HendrixのCDアルバムを3枚借りたのだが、このAerosmithのPUMPというアルバムが一番キャッチーで取っつきやすかった。
当時まだブルースというジャンルに理解が乏しかったというのもある。借りた3枚のアルバムの中でも時代的に一番新しかった。PUMPは1989年リリースの作品なので、Aerosmith最新のニューアルバムだったわけだ。
そしてまさにこの一曲目がロックに魅かれていく第一歩になった。ギターリフもさることながら、この疾走感にノックアウトされた。
今聴いて細かに分析するとイントロのタメからのドライブしていく感じにブルースハープを隠し味に添えている所などグッと引き込まれる。そしてヴォーカルのSteven Tylerのシャウトが小気味良く曲全体を覆っている。
アメリカンハードロックの王道と言えるだろう。今聴いても古さは感じられず、高揚感を覚える。私にとってはイケイケのロックンロールなのだ。
曲の雰囲気が先行していたので、歌詞の意味なんかどうでもよかった。というか中学2年生で洋楽の歌詞を理解しようなんていうアクションは起こさなかったわけだが、せっかくなのでタイトルにあるLustという意味だけ解説しておきたい。
日本人には馴染みのない単語だが、ググったら出てきた意味をそのまま引用しておく。
強い欲望、熱情、熱望、渇望、熱意
強い性欲、情欲、色欲
もうこれで大体の歌詞の意味は想像が付くはず。
歌詞の意味とは、外れるが、確かに私はこんな曲を渇望していたのかもしれない。若いころのやるせない衝動をこういった曲で埋め合わせ発散していたのだろう。僥倖だったと思う。
Young Lustを弾いてみた、歌ってみた動画
ギターパート、ベースパート、ドラムパート、そしてバンド演奏の動画があった。少し解説を交えながら紹介したい。
両方ともギターリフだけに関する動画になっている。残念ながらソロパートはない。 Aerosmithはツインギター編成で、Joe PerryとBrad Whitfordがギターを担っているが、この曲でも2度ギターソロのパートが出てくる。たぶん二人でそれぞれ弾き分けているはず・・・だと思われる。
面白いのは上の動画はギターのヘッド部分(ナットとペグの間)を押さえてベンドしている。この部分は弦がピンと張って硬質なところなので弾いてみて難しいなと思われるなら下の方の動画 How to playの方が参考になるだろう。
このような動画はありがたい。曲を通して弾いてくれているし、左手の運指も非常にはっきりしているのでコピーしたい方にはうってつけの動画。グルーブ感もよく出ている。8ビートの基本とオルタネイトピッキングが出来るレベルの人ならすぐ完コピ出来そう。
こちらもベースと同じく曲を通して叩いているので分かりやすいのだが、上の動画の方が全体が映っているので、バスドラ(キック)の部分がしっかりわかりやすい。
音に関しても上はキックがパタパタ鳴っているのに比べ下はドコドコと重たい音をしているので、原曲に忠実ということであれば、上のセッティングの方が近いように思える。
女性ヴォーカルのバンド動画。ちと残念なのは、歌詞の冒頭でYoung Lust~とシャウトする部分が、Steven Tylerの節回しを上手く捉えていないので、ダメダメ感がすぐに感じ取れてしまう。
ライブだと再現が難しいのかと思ったので本家AerosmithのライブYoung Lustを聴いてみたが、レコーディングアルバムとほぼ変わらない歌いっぷりであった。
このブログサイトの主目的
せっかく当サイトを訪問してくれて読んで頂ける方々がどうとらえるか分からないが、こんな調子で自分の好きだった曲を大いに紹介していきたい。
目的としているのは2つだ。
- 沢山の方々が過去の名曲や名盤に触れる機会となればと考えている。
- 曲を演奏している動画も付随するので、弾き方や歌い方の参考にして頂きたい。
もちろん、演奏している動画が数少ない、もしくは全く無い場合もあるだろう。
その時は単純に私が好きな曲としてお付き合い頂ければ幸いだ。
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